2026年4月2日、UAFukuokaは糸島市のいとしま児童クラブ「みんなの居場所」にて、吉川さん(吉川貴子)のご協力のもと、ボルシチ料理とウクライナ文化のイベントを開催しました。イベントの告知はこちらからご覧いただけます。当日は約20名の子どもと10名の大人が参加しました。
ロマン、マリヤ(UAFukuoka)、そして九州大学の学生優さんの3名が、朝早くから本格的なウクライナの伝統料理ボルシチを一から作りました。ボルシチの鮮やかな赤色がビーツから生まれると知って、子どもたちはとても驚いていました。ビーツにキャベツ、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、お肉を合わせることで、食卓に並ぶ前から部屋中に食欲をそそる香りが広がります。大人の参加者たちはその深い味わいに驚き、「どんなスパイスを使っているの?」と次々に質問しました。塩、こしょう、ニンニクだけで、化学調味料は一切使っていないと聞いて、皆さんさらに驚いていました。参加者のほとんどにとって、ボルシチは初めての体験。子どもたちは全員、出された分を完食し、おかわりをする子も続出。ある男の子は「今まで食べた中で一番おいしいかも」と言ってくれました。
ボルシチを煮込む間、ソフィア(UAFukuoka)が子ども向けにウクライナについてのプレゼンテーションを行いました。ウクライナから日本までの距離、日本との国土の比較、食文化、首都キーウについてなど、たくさんの興味深い内容が盛り込まれていました。プレゼンの冒頭、「ウクライナについて何か知っていますか?」と子どもたちに尋ねると、返ってきた答えはひとこと——「戦争」。残念ながら、それがウクライナについて子どもたちが知っていた唯一のことでした。このイベントを通じて、ボルシチのこと、友情のこと、ウクライナの文化のことも、心に残ってくれたら嬉しいです。ソフィアはプレゼンの最後に、会場全体に響くメッセージで締めくくりました。ウクライナは戦争で語られる国ではない——それは命と愛にあふれ、友好と平和を心から望む人々の国だと。
吉川さんをはじめ、みんなの居場所のスタッフの皆さんの温かいご協力に、心より感謝申し上げます。
P.S. 今回のボルシチに使ったビーツを育ててくださった唐津の農家、木下さんのウェブサイトでレシピもご覧いただけます。









